TaraLog/1997-01-20
;DAILY;環状八号線の悪夢
今年の風邪はたちが悪いぞう!みなさん気をつけましょう。変な咳が出たら暖かくして寝よう!
というわけで、風邪で先週は三日間も寝込んでしまった。医者にかかれば二秒で診察は終わるし、もうなんだかわからない。家に戻ったら老人がばたばた逝ってるじゃねーの!大丈夫なのか、そんな診察で?
しかし、風邪ひいたときはもう悪夢ぐらいしか観ることないですけど、今回は気持ち悪い思いをやっぱりした。人によっては微熱時のナチュラルハイな状態を楽しめるのかもしれんけど、オレはもう睡眠時間が長くなる分だけ悪夢との遭遇回数も増える風邪はどうにも好きになれない。子どもの頃は校内放送で「今日の給食は毒が入っていました」と入り、恐怖映画につきもののメロディが流れだし、えらい思いを味わったことがある。今回はカニバリズムと死者との再会の二本立てであった。
まずカニバリズム。新潟の田舎に帰ってるときに遭遇するという設定。でも殺して食ったわけでなく、どっかから手に入れてきた死体を食していたようだ(もちろん自分ではない)。警察が来るからといろんな部分の肉を処分したというような内容を悪夢テレビで耳にする。
もう一つが養母でありお世話になった人との再会(故人)。かなりお世話になったのだがもう10年近くも昔に亡くなってしまった。普通に会話をしてるんだけどふとそのことを思い出す。それについて尋ねると自分は幽霊でオレにしか見えないという。確かに他家族はオレが一人で会話している変なヤツとすき焼きを食べている。うーん。シュールだ。
このような夢とのつきあいが映画だとか創作に重きをおいてしまう自分を形成しているのだなあと改めて納得。実際あまりに面白い夢を何らかのかたちにしようと画策中。でもやりすぎるとナーバスブレイクダウン起こしてしまうらしいので注意。