KOSHIKEZ

TaraBookShelf/2003-01-23

;BOOK;「明治かげろう俥」読了

  • Amazon.co.jp TaraBookShelf/2003-01-23/kageroguruma.jpg  ぱぱこせるからの波紋疾走:COLOR(BROWN):山田風太郎COLOR(BLACK):明治モノも残すところあと二作3冊。あれ、COLOR(BROWN):「エドの舞踏会」COLOR(BLACK):とか波紋箱には入っていない。自分で用意すべき明治モノも存在しているようだ。
     さてここまで明治モノ次々にこなしてきたわけですが、短編集はこれがはじめてだ。残りのCOLOR(BROWN):「明治波濤歌」COLOR(BLACK):も短編集っぽいのでとくに選んだわけではないんだがこんなふうになってしまいやがりました。しかもページ数も少ないし、長距離出張があったためにさくっと読み終わってしまった。
     表題のCOLOR(BROWN):「明治かげろう俥」COLOR(BLACK):。COLOR(BROWN):「魔天忍法帖」COLOR(BLACK):の「先生、なんですか、これは?」感に比べて、「絵的」に「魅せ」る過剰な演出ップリにぐっときました。
     COLOR(BROWN):「ラスプーチンがきた」COLOR(BLACK):でも取り上げられていた大津事件。COLOR(BROWN):「ラスプーチン」COLOR(BLACK):では、その犯人がつくられるまでと明石大佐の若きころVSラスプーチンという描かれ方で、クライマックスとなる部分だが歴史的事実として「結果」としてあらわれたが、ここではその大津事件が運命の俥の発端となっていく。大津事件そのものとそのとき止めた俥夫二人の人生と犯人の娘、そのかかわりとなる人々の流転の日々。山田風太郎の男女関係というのはぬちょぐちょ感が先立つんだが、まっとうな恋物語として成立しているし、男と女は炎の中で抱き合うべきだというテーゼを自信を持って描いているのだから恐れ入る。果たしてクライマックスのシーンを思い浮かべて、登場人物と俥というものを絡ませていったのか。小品ながらCOLOR(BROWN):「警視庁草紙」COLOR(BLACK):に比べても劣らないクライマックスの舞台装置をぎちりとつくっている。
     「女と男は炎の中」、ならば「男と男は水の中」か。サンダ対ガイラ、COLOR(Darkorchid):「ハスラーホワイト」COLOR(BLACK):、それにこの前見た「悪魔のようなあいつ」でのCOLOR(indianRed):沢田研二COLOR(BLACK):とCOLOR(indianRed):藤竜也COLOR(BLACK):。もしかして水の中で抱き合っている男と女にすわりの悪さを感じているのはこのせいなんでしょうか?どうなんですか、先生!((ちなみに水の中に消えていく忍者同士というのは多くあったようにも思われ。男女で言えばCOLOR(BROWN):「くノ一忍法帖」COLOR(BLACK):だったろうか。)) #clear

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